昭和49年9月に発行されるや数々の反響を呼び、著者が「女山頭火」と評されるきっかけとなった銀座亜紀枝の処女句集を、約50年の時を経て復刊いたしました。
えもいわれぬ句集。実にステキでユニークです。何回も頁をめくっています。自由律俳句——俳句というには世界が更に広く、貴女と貴女につながる全存在の中に心身を置かれてうらやましい限り。（当時の書評より） 復刊にあたり藍の木綿張りであしらっていた表紙は今回写真で再現し、巻末には初版当時の思い出を綴った頁を追加いたしました。50年の時を超えて「女山頭火」の熱量を感じていただければ幸いです。

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