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京都の舞妓は本当は優しいんだよ

名前:大網 和雄様

愛用カメラ:ペンタックス6×7II
ニコンF3

写真歴:15年

写真集名:舞妓・京の四季

所属:千葉読売写真クラブ理事

Q1.写真を始めたきっかけは?
中学生の時、父に買ってもらったコンパクトカメラで、星空をのぞいて見たことから。
数年後、始めて一眼レフカメラ(35ミリ)を持ち、写真の楽しさに気づいたのがきっかけです。
Q2.風景(静物)と人物(動物)、どちらを撮ることが多いですか?
自然風景(ネイチャー)
Q3.その理由は?
その時が、非常に楽しかったからです。
ここでの撮影には、ペンタックス6×7IIの他、特に4×5の大判カメラを使用しています。
被写体を見ていると、その形は絶えず変わっていき、いくら撮っても二度と同じ状況が再現されるということはなく、同じ場所でも同じ写真は絶対に撮れないからです。
Q4.撮影時に心がけていることはありますか?
写真家としての自分。自分の世界をこれからもどんどん広げていくために、常に努力していかなければと思っています。
Q5.今、お使いのカメラ機種は何ですか?
リンホフマスターテヒニカ4×5、ペンタックス6×7II、ニコンF、ニコンF3、
ニコンF3/T、ニコンF4S、ニコンFM2、リコーGR1S、DSC-M2(デジタルカメラ)
Q6.それを愛用されている理由は何ですか?
耐寒性に強い(ペンタックス6×7II、ニコンF3)
被写体によってですが、コントラストの安定感が良いようです。
Q7.デジタル一眼レフに興味はありますか?
特にありません。スナップ等には使用しています。
Q8.撮影時の苦労話を教えてください。
●良い作品のようにフレーミングをするには、どうすればいいか? 光をいかにして読むか? どうすれば自然風景の中で表現できるか? を繰り返し考えています。そういったことを考え、計算しながら一枚ずつ撮影を繰り返しています。
●自分の思い描いたイメージになるまで待つこともありますが、そんな時でも求める条件が揃わなければ、撮らずに返ってしまうことも多いです。
●モノクロ写真については、暗室作業がつらいです。
Q9.これから撮りたいと思っている被写体はありますか?
写真は、自然が先生だと思っています。いろいろなことを求めていくと、その分自然は応えてくれますので、これからもたくさん撮影していかなくちゃいけないと思っています。
Q10.最後に、できあがった写真集を見てひとこと!
普段は、ほとんど写真を撮らない友人達に写真集を見せたところ、皆興奮していました。
ページを進めていくと、「京都の舞妓は本当は優しいんだよ」と言っているかのように、穏やかでロマンチックな舞妓の世界に酔いしれていました。
また、この写真集と同じテーマで個展を開くと、周囲も私のことを写真家として見てくれるようになりました。
それをきっかけに、ファンの方々をはじめ大勢の方から、撮影に役立つ情報を、多数お寄せいただくようになりました。作品を通じて、いろいろな方と交流を持てるのも写真の楽しみのひとつです。